爪って何?どんな役割がある?
爪は一体何のためにあるのでしょうか??
ただ指先にあり、勝手に伸びていくものと思っていませんか??
爪について知ることで、爪を大切にしようと思えるはずです!!
まず爪の役割として、指先に加わる力を跳ね返す働きがあります。これを「爪圧」といいますが、これによりものをつまんだり、薄い紙をめくったり、細かい作業が可能になります。
逆に爪がないと指先に力が入らず、細かな作業はもちろん、ものを持つことも困難になってしまいます。
また、指先を保護してくれる働きもあります。手や指先は毎日いろいろな作業に使われます。その作業で生じる摩擦や刺激から、指先の皮膚を守りってくれます。
爪が短すぎることで、刺激をダイレクトに受けた場合は指先にあかぎれが出来たり、皮膚が裂けてしまうことも起こるのです。
さらに指先は神経がすごく集中している場所。僅かな厚みの違いや、質感、少しの触感の違いを感じられるのも爪が助けてくれるからです。
また、足の爪は身体を支えるためになくてはならないものです。
爪圧により、踏ん張ることができたり、倒れないように身体のバランスをとったり、地面を蹴ることができます。
爪がなかったり、爪のある指が正しく地面に接していないと身体のバランスが崩れて腰やひざに痛みが出たり、転倒しやすくなったりもします。